コンビニの数が多いと感じる「思い込み」はなぜ起きるのか

2017-08-24_00h03_35 マーケティング
(本記事は、橋本之克氏の著書『世界最前線の研究でわかる!スゴい!行動経済学』総合法令出版の中から一部を抜粋・編集しています)コンビニの数は美容院や歯医者の数よりも、なぜか多いと思ってしまう不思議 (画像=Vorawich/Shutterstock.com)2019年8月時点での日本全国のコンビニエンスストア数は5万5782店です。一方、2019年1月末時点での歯医者の施設数は6万8477件です。また2017年末時点での美容院の店舗数は、24万7578店です。感覚的にはコンビニの店舗数は非常に多く思えるのではないでしょうか。ところが、実際には歯医者の数よりも少なく、さらに美容院の数と比べれば1/4以下です。このような感覚的な違いは、行動経済学における法則「利用可能性ヒューリスティック」によるものです。ヒューリスティックとは、必ず正しい答えが出せないものの、短時間で簡易的に、ある程度の正しい答えを出せる思考方法です。ヒューリスティックのパターンはいくつかありますが、その中の1つが「利用可能性ヒューリスティック」です。これは、思い出しやすい記憶を優先して評価してしまう思考プロセスです。印象が強い事柄や記憶に残りやすい事象など、記憶が鮮明であるほど、その対象の頻度や確率を高く考える傾向があります。いわゆる「思い込み」のような状態です。わかりやすい例で言えば、飛行機事故が起きた後には、飛行

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