動物愛をこじらせた人々の事件簿!池の水は何のために抜く?~注目の新書紹介~

ガジェット総合
書評家・卯月鮎が選りすぐった最近刊行の新書をナビゲート。「こんな世界があったとは!?」「これを知って世界が広がった!」。そんな知的好奇心が満たされ、心が弾む1冊を紹介します。
 
池の水を抜くのはロマンがあるが……
みなさん、こんにちは。書評家をしています卯月鮎です。テレビ東京の人気番組「緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦」が始まったのは2017年1月。『日曜ビッグバラエティ』枠で不定期に放映され、その後月一のレギュラーとなりました。
 
私が最初にこの番組を見たとき、心のなかの川口浩探検隊が小躍りしたのを覚えています(笑)。一体どんなお宝が出てくるのか? 果たして池の主・巨大魚はいるのか? ネス湖のネッシーで育った世代としては、ついつい水の底に壮大なロマンを抱いてしまいます。
 
ただ、大規模に水を抜くことで、そこに棲んでいる生物に大きな影響が出ることは確か。のんびりと水中で暮らしていたのに、突如襲いかかる天変地異。人間で言ったら、「部屋の空気ぜんぶ抜く」みたいなものでしょうか。少し罪悪感がありますね。
今回の1冊は、『「池の水」抜くのは誰のため? 暴走する生き物愛』(新潮新書・刊)です。テレビ番組では外来種の駆除も強く打ち出されていますが、それは本当に在来種のためになるのでしょうか?
 
著者は朝日新聞の科学医療部の記者・小坪 遊さ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました