脳への電気刺激で、身体能力が向上。「ニューロドーピング」とは

2017-08-24_00h03_35 マーケティング
頭蓋の外から脳へ電気刺激を与えることによって運動や学習の能力を高める――こうしたSFの世界のような、にわかには信じがたい技術が実現しつつあることをご存知でしょうか。「ニューロドーピング」とも呼ばれる、脳への電気刺激によって身体能力を向上させる先端技術が、私たちの生活に入り込もうとしています。その驚きの技術と効果、応用例を解説します。脳への電気刺激で能力向上を図る「経頭蓋直流電気刺激法」とは (画像=ipopba/stock.adobe.com)能力向上や治療の目的で脳へ極めて微弱な電気刺激を加える方法のことを「経頭蓋直流電気刺激法(tDCS :transcranial direct-current stimulation)」といいます。頭皮の上から1mA程度の弱い直流電気を通電することで脳が活性化し、うつ症状の改善、運動機能障害のリハビリテーション、記憶力の向上などにつながると考えられています。理化学研究所は2016年に、マウスを使った実験の研究成果から「tDCSによりノルアドレナリンが放出され、アストロサイトのカルシウム上昇を介してシナプス伝達の増強を起こしやすくなる」ことを明らかにしました。つまり、頭皮を通じて微弱な電気刺激を与えることにより、神経間の情報伝達がより強力に行われるようになり、先に挙げたさまざまな効果が得られるというのです。では、こうした研究成果があるなか、tD

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