若返るクラゲに、がんにならないネズミ!生物の死の役割は?~注目の新書紹介~

ガジェット総合
書評家・卯月鮎が選りすぐった最近刊行の新書をナビゲート。「こんな世界があったとは!?」「これを知って世界が広がった!」。そんな知的好奇心が満たされ、心が弾む1冊を紹介します。
 
死とは何かを問う生物学入門
「もう早くお迎えが来てほしいわ……」と常々ぼやいている友人の母は、テレビでちょっとでも「健康にいい!」と紹介されると、黒酢でもヨーグルトでもモロヘイヤでも嬉々として買ってくるのだとか。まあ、多かれ少なかれ誰にでもそういうところはありますよね(笑)。
“死”はあらゆる生物に必ず訪れます。では、死に意味はあるのでしょうか? 生物学的に見て死の役割とは? そんなテーマを掲げた新書が『生物はなぜ死ぬのか』(小林武彦・著/講談社・刊)。読み終わると死生観がちょっとだけ変わるかもしれません。
 
著者は東京大学定量生命科学研究所教授で細胞老化などを研究する小林武彦さん。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解明するため、日夜研究に取り組んでいます。
 
実は小林さんは天文学者になりたいと思ったことが何度かあるとか。というわけで、この本はビッグバンの話題から始まり、生命が誕生し現在に至るまでの進化の歴史や細胞の役割など、遺伝子に組み込まれた死の秘密に迫ります。
 
生命が誕生したのは奇跡!
第1章は「そもそも生物はなぜ誕生したのか」。ドロ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました