自分の居場所がないと感じている人が『大家さんと僕』を今こそ読むべき理由

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『大家さんと僕』(矢部太郎・著/新潮社・刊)は、『小説新潮』誌上で連載されていた漫画です。連載終了後、単行本として出版されました。著者は矢部太郎。お笑いコンビ、カラテカのボケを担当する芸人です。彼は『大家さんと僕』の後、『大家さんと僕 これから』や『ぼくのお父さん』などの話題作を次々と発表しましたので、ご存じの方も多いでしょう。
 
二世帯住宅の間借り人
数年前、『大家さんと僕』を読み、なんて面白いのだろうと思いました。そのときは、ただ笑っていただけだったのですが、今年になって、何度も読み返したくなりました。コロナ禍のなか、ステイホームを続けているせいでしょうか。心に沁みてきて、読まずにはいられなかったのです。
 
著者は、出演したテレビ番組が原因で、住んでいたマンションを引っ越すことになります。急いで住むところを探すため、不動産屋さんに行くと、一つの物件を紹介してくれました。それは、新宿区のはずれにある木造2階建ての一軒家でした。一階に大家さんが住んでいます。最近では珍しいかもしれませんが、二世帯住宅になっていて、お風呂やトイレも別々です。出入りは外にある階段を利用する完全な別居形式で、アパートの部屋と同じです。
 
ただし、不動産屋さんは、一つ頼み事があると言いました。何だろうと思ったら、それは、「大家さん、かなりのご高齢なので、何かあったらよろ

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