人間の能力の限界をマネジメントできる「性悪説」に基づく管理手法とは?

マーケティング
本記事は、後藤洋平氏の著書『“プロジェクト会議”成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで』(翔泳社)の中から一部を抜粋・編集しています「管理」しようとすればするほどうまくいかない (画像=PIXTA)プロジェクトがうまくいかないとき、メンバーのやる気や能力、行動やマインドが足りないと、人や組織の「不足」「欠点」に焦点があたります。そのためプロジェクト管理においては、人間の能力の限界を補う工夫が実践されています。人間誰しも、知識や経験、スキルには限界があるし、いつもやる気に満ちているわけではない。だからそれを補い管理する必要があるのだ、というわけです(表1-2)。 (『“プロジェクト会議"成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで』より)これらのプロジェクト管理手法は、人間観の根本において「性悪説」を採用している、といえるでしょう。確かに人間の能力や知性には限界があるため、これらの手法を上手に取り入れることで、実際に進捗が改善されるのも事実です。しかし、これらの有用性は重々承知したうえで、本書ではそのような根本的な人間観を、あえて少しの間だけ保留します。なぜなら、こうした“管理”の発想ではプロジェクトがその本質として孕む根本的な問題を解決できないからです。組織的な活動を円滑に管理するためには、当事者同士が事前に個別

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