お客様タイプ別 こんなアプローチで保険活用ニーズを見極める【4】

(画像=Worawut/stock.adobe.com)ケース7 定年退職前後のお客様退職金の使い道を聞き老後資金準備のニーズを確認しよう定年目前、もしくはすでに定年を迎えたばかりのお客様は、年齢的には50歳代後半~65歳くらいである。人生100年時代の長い老後を鑑みれば、いまなお老後資金を準備するステージでもあり、老後資金準備のニーズが考えられる。お客様によっては、まとまった資金である退職金をもうすぐ受け取る、もしくは受け取って間もないことから、老後資金作りを意識した退職金の運用が課題といえよう。また、年齢的に医療保障のニーズもあるだろう。声かけとしては「退職金の使い道は何かお考えですか」と、退職金の使い道を聞こう。お客様のライフステージから、教育・住宅資金の可能性は低く、多くは「老後資金のため」と答えるだろう。老後資金作りのニーズを確認したうえで、「人生100年時代ですから、まだ老後資金は長期でじっくり運用できる時期です」と、お客様の年齢でも、70歳・80歳と10年以上先を意識した、ある程度の長期運用を考えてもらおう。お客様の老後資金準備のニーズが高いと分かれば、具体的な商品提案となる。ニーズを満たす保険商品としては、個人年金保険が考えられる。ただ、円建てタイプでは大きく増やすことは難しいことを伝え、もしお客様が多少のリスクを取ってでもリターンを狙いたいとのことであれば、外
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