お客様タイプ別 こんなアプローチで保険活用ニーズを見極める【3】

(画像=REDPIXEL/stock.adobe.com)ケース5 40歳になったお客様公的介護保険の話から死亡保障以外の関心を見極めよう40歳になって公的介護保険の被保険者になると、どうしても介護を意識するようになるため、介護保障ニーズを喚起しやすい。その際、まだ40歳のお客様よりも、おそらく70歳前後であろうお客様の親の介護を切り口にするほうが、よりリアルに介護を実感でき、スムーズに保障の話に入りやすい。保障の話ができれば、お客様は自身の将来の介護保障について真剣に考える機会となる。そこからお客様の現状のニーズとして、医療保障ニーズの喚起につなげやすい。また、40歳という働き盛りの年齢から「働けなくなるリスク」への備えなど、連鎖的に保障ニーズを喚起したい。声かけとしては「お客様が加入されている公的介護保険の内容はご存知ですか」と、公的介護保険をきっかけにすれば、公的介護保険に加入したばかりのお客様に関心を持ってもらえるだろう。その際、お客様の親の状況をヒアリングし、状況によっては、親の状況をベースとして公的介護保険の説明等をすれば喜ばれるだろう。親の介護保障をきっかけにしつつ、「お客様にとって介護はまだ将来のことかもしれませんが、いま病気やケガによる入院や治療への備えは大丈夫でしょうか」とお客様自身の医療保障ニーズを見極め、医療保障の話から医療保険の提案を意識しよう。働けな
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