老化予防は「形から入る」ことが重要

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本記事は、和田秀樹氏の著書『「思秋期」の壁』(リベラル社)の中から一部を抜粋・編集しています。老化予防は「形から入る」こと (画像=C Davids/peopleimages.com/stock.adobe.com)お洒落をして街に出かけるだけで、なんとなく心が浮き立つような気分になるのは、よく経験することではないでしょうか。スーツを着てネクタイを締めると心が引き締まるという男性や、メイクをすると気分が前向きになるという女性はたくさんいます。反対に、日曜日などに一日中パジャマでゴロゴロしながら家で過ごすと、リラックスを通り越してかえって体調を崩したりします。このように、人の心のありようは、内面から湧き出るというよりも、外側から規定されるものだという考え方が、現代の行動療法や認知科学の世界では強まってきています。行動によって人間の心のありようは変わり、身体の状態も変わる。ということは、心が沸き立つような行動を取れば、自然に脳や身体の調子もよくなるわけです。「見た目」「外見」をよくするのもそういった行動のひとつです。たとえば、少し若めの格好をしていると気分まで若返ります。逆に「見るからにおじさん」「いかにもおばさん」という格好をしていると、心まで「おじさん」「おばさん」になってしまいます。不思議なことですが、そうやって自己規定していると、姿勢や仕草、表情なども中年らしくなる。さらには

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