鉄道好きのあの人が忘れられない本とは? 石破 茂、泉 麻人……などが語る鉄道本の名著~注目の新書紹介~

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こんにちは、書評家の卯月 鮎です。よく「包容力のある人」という言い方をしますが、鉄道ほど包容力のある存在もなかなかないでしょう。乗り鉄、撮り鉄、スジ鉄、車両鉄……それぞれの思いを受け止めてくれますし、それほど“鉄道オタク”でなくとも、車窓に旅情をそそられたり、駅舎での人との触れ合いに心温まったり、轟音を立てて力強く走る姿に圧倒されたり。“鉄”はいかようにも人の心を動かします。
 
私はというと、このレールがどこか別の場所にずっとつながっているという空間の連結性と、何十年も前から地域の人々の足であるという時間の連続性、そうした時空の結びつきに惹かれ、ファンタジー的な妄想が止みません。鉄道はエモーションの塊ですね。
 
鉄道好きが熱く語る鉄道関連本
さて、今回紹介する新書は『忘れられない鉄道の本』(『鉄道ダイヤ情報』編集部・編/交通新聞社新書)。泉 麻人さん、石破 茂さん、久野 知美さん、屋鋪 要さん、前原 誠司さん……。鉄道好きの著名人や鉄道メディアで活躍する書き手など20名が、鉄道愛と思い出の鉄道関連本を語っています。
 
創刊50周年を超えた、JRグループ協力の月刊誌『鉄道ダイヤ情報』の企画で、自分で原稿を書く人もいれば、インタビューで鉄道への思い入れを披露する人もいて、それぞれ個性が出ています。鉄道愛を深めてくれたバイブルとは? 大いに気になりま

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