【ボクらの時代録】1996年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。8代目三菱ギャラン(EA1A型)の21世紀エンジン!

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この記事は2023年11月9日に「CAR and DRIVER」で公開された「【ボクらの時代録】1996年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。8代目三菱ギャラン(EA1A型)の21世紀エンジン!」を一部編集し、転載したものです。個性を鮮明にしたモデルチェンジ先代のギャランは「多くの人たちに好かれるクルマ」を目指した。「穏やかないい子」を演じたが、結果として個性も存在感もないクルマになってしまった。そんな先代の反省から新型ギャランは、打って変わって、アグレッシブな姿で誕生した。新型の癖が強く男っぽいルックスは、「そんなに多くの人に好かれなくてもいいから、確実にギャラン・ファンを獲得しよう」という路線への変換と捉えていいだろう。主力エンジンは、GDIと名付けられたガソリン直噴である。GDIが21世紀の乗用車ユニットの主流になることは、まず間違いない。三菱のカタログには、従来型エンジン搭載車と比べ燃費とCO₂排出量は35%低減し、出力は10%増加と誇らしげな数値が並んでいる。1.8リッター直4DOHCのGDIを積んだギャランは、150ps/18.2kgmを発揮しながら、10・15モード燃費で16.2km/リッター(AT車)の優れたデータを実現している。素晴らしいスペックである。実際のフィーリングを報告しよう。GDIエンジンは高い圧縮比で急速燃焼するためアイドル時のトルク変動が基本的に大きく、音

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