天才は地球上にたったの1% イノベーションが加速する世界

2017-08-24_00h03_35 マーケティング
(本記事は、ピーター・ディアマンディス氏、スティーブン・コトラー氏の著書『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』=NewsPicksパブリッシング、2020年12月24日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)推進力4 「天才」の発掘しやすさ (画像=stokkete/stock.adobe.com)1913年、ケンブリッジ大学の数学者、G・H・ハーディは奇妙な手紙を受け取った。それはこんな書き出しで始まっていた。「親愛なる教授殿。私はマドラスの港湾事務所の会計課で、年20ポンドの給金で働いている職員です」。それから便せん9枚にわたり、数論、無限級数、連分数、広義積分に関する120通りもの数式など、さまざまな数学的アイデアが綴られていた。「ここに何か価値があると思っていただけましたら、貧しい私としてはこの理論を出版していただきたく……」。手紙には「S・ラマヌジャン」と署名されていた(※30)。ケンブリッジ大の数学者にとって、数式の書かれた手紙を受け取るのは珍しいことではない。だがこの手紙はハーディの興味を引いた。ごくふつうの微積分から出発し、驚くような方向に発展していったからだ。その結論について、ハーディはのちにこうふりかえっている。「正しいに違いない、と思った。というのも真実でないなら、想像力で思いつけるようなものではなかったからだ」こうして数学史上、まれに見る奇妙な物

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