テクノロジーは人類をおびやかすのか

2017-08-24_00h03_35 マーケティング
(本記事は、ピーター・ディアマンディス氏、スティーブン・コトラー氏の著書『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』=NewsPicksパブリッシング、2020年12月24日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)テクノロジーは人類をおびやかすか (画像=metamorworks/stock.adobe.com)2002年、ニック・ボストロムという無名のオクスフォード大学の哲学者が、《ジャーナル・オブ・エボリューション・アンド・テクノロジー》に論文を発表した(※116)。そこで展開された「シミュレーション仮説」、すなわち私たちが生きているのは映画『マトリックス』の世界であるという説得力のある主張によって、ボストロムはわずか数年で一躍ギーク界のヒーローになった。だが読む者を薄気味悪い気分にさせるこの論文は、かなりの批判も浴びた。この論文は新たな脅威を描き出していた。ボストロム自身はそれを「人間の存在をおびやかすリスク」あるいは「グローバルな破滅的リスク」と呼んだが、従来の概念とはやや違う意味を込めていた。これまで「グローバルな破滅的リスク」と言えば、地球を破壊するような小惑星の衝突、地球規模の核戦争などを指していた。だがボストロムが伝えようとしたのは新たな脅威である。エクスポネンシャル・テクノロジーには人間の存在をおびやかすリスクになるという厄介な傾向があることを、よくわかって

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