ベッドに寝ているだけで270万円もらえる。そんな“おいしいアルバイト”が欧州で募集されています。一体どんな仕事で、なぜそんなに高額の報酬をもらえるのでしょうか?
↑そんなうまい話、本当にあるの?
この仕事に参加してくれる人を募集しているのは、ヨーロッパ各国が宇宙開発のために共同で設立した「欧州宇宙機関(ESA)」。宇宙で人の身体がどんなふうに反応するのかを調べる実験の一環として、12人の協力者を集めているのです。
参加者に求められるのは、60日間ベッドに寝ていること。ただし被験者はベッドに寝た状態のまま、エアロバイクをこいだり、遠心分離機のようにぐるぐると回転させられたりします。
これらの目的は、宇宙空間で人の身体がどう変化するかを観察をするため。宇宙の無重力空間では頭部の血流が地上にいるときよりも多くなり、身体の筋肉があまり使われません。そこで、宇宙空間にできるだけ近づけるため、頭の位置が水平より6度低くなるようにしたベッドに身体を横たえた状態で、ぐるぐる回転したり運動したりする必要があるのです。
その一方、別の被験者はエアロバイクなどの運動を一切行わずに、頭側を6度傾けたベッドに横たわったまま身体の変化を観察され、エアロバイクなどの運動を行った場合と比較されるそうです。
ESA is paying 12 voluntee
「60日間ベッドに寝るだけで270万円」欧州宇宙機関が参加者を大募集!

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